屋根は夏の暑さや冬の寒さ、台風時の雨など、過酷な条件に耐え、私たち大切な家を守る重要な場所です。
家が長持ちするかどうかは屋根次第といっても過言ではありません。
しかし、住む方にとっては最も見ることが少ない場所となるため、気づかないうちに劣化が進み、雨漏りなどが起こってしまうということが多々あります。
屋根の劣化で天井や壁などへの影響が起こる前に、弊社では5年毎に一度の点検を行うことをおすすめしております。
また近年では、地震対策として屋根を軽くし、重芯を低くした方が建物の強度が上がるため良いと考えられており、一般的な粘土瓦の1/8の軽さの金属屋根に替えられる方も多く、耐震に対する関心の高さが表れています。
劣化や耐震についてなど、屋根に関することなら何でもご相談ください。
屋根の耐震について
お住まいの耐震を考えた時、屋根というのは大変重要な部分となります。屋根が重いと地震の際、建物の揺れが大きくなり、倒壊の恐れがあります。
伊藤銅金では一般的な粘土瓦の1/8の軽さの金属屋根をはじめ、様々な屋根材を取り揃えております。
軽くて耐久性に優れた屋根材に替えることで、地震対策はもちろん、メンテナンスも楽になります。
カラーバリエーションが豊富で、複雑な屋根の形状にも対応できるため、お住まいのデザインに合わせたり、ご希望の屋根材を施工することも可能です。
屋根に関するお悩みやご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。皆様が安心して生活できる家づくりのお手伝いをさせていただきます。
屋根の自己診断チェック項目
- 5年以上、屋根の点検をしていない
- 天井にシミがある
- 雨漏りしている
- 天井近くの壁が色褪せている
- 屋根瓦が割れていたり、ヒビが入っているように見える
- 天井クロスが剥がれている
- 屋根瓦がズレているように見える
- 屋根瓦が変色しているように見える
こんな症状がある場合はすぐにご相談ください。
上記のような症状を修繕しないで放っておくと、天井だけではなく、壁や柱にまで被害拡大します。
あなたの大切な家を守るため、しっかりと点検をし、事前に被害を回避しましょう。
伊藤銅金では無料で訪問し、しっかりと点検致します。
また、どんな状態なのかについてもわかりやすく説明することを心がけています。
点検したからといって、無理な勧誘や必要な修理以外は絶対に致しません。
安心してお気軽にご相談ください。
屋根のタイプと特徴
金属系(ステンレス鋼板)
磁石にくっつかないステンレス(18・8ステンレス)の素材を使用し、加工性も良く、耐久性・耐候性は突出しています。
メンテナンス時期も長いので、工事費は他と比べて高めではありますが、耐久年数を考えると相当お得な材料です。
和風や洋風、どんな建物にも使用可能です。
金属系(ガルバリウムカラー鋼板)
鋼板の表面にアルミニウムと亜鉛の合金を施したメッキ金属系屋根材です。
耐久性、耐候性が非常に強く、メンテナンスの手間もかかりません。
加工も容易で、複雑な屋根の形状にも対応できます。
スレート系(スレート瓦)
10年ほど前までは、アスベスト(石綿)も使われていましたが、現在はノンアスベスト製品が主流です。
カラーバリエーションや形状が豊富で、和洋いずれのデザインにもマッチします。
ただし、時間が経つにつれ、色が褪せてきますので、7~10年程度でメンテナンスが必要です。
金属系(銅板)
軽量さが特徴で、加工性にも優れています。耐久性も抜群で、金属系の屋根材としては最高級品といえます。
本格的な数奇屋建築の軒先などにも使われ、風雨や紫外線にも強く、腐食しにくいのが特徴です。
また、時間が経つにつれ、色調が変化し、やがて表面が苔むしたように緑青色を帯びてくる風合いは味わい深いものがあります。あらかじめ人工的に緑青色を施したものや、黒っぽく燻したものもあります。
破風・鼻隠し
破風・鼻隠しは木材の状態、または、ペンキ塗りだけでは、早く痛んでしまう可能性があります。
そこで、板金材料(ガルバリウムカラー鋼板・ステンレス鋼板・銅板)を破風・鼻隠し板に合せて加工し、取り付けることにより、耐候性を高めます。
当社では、板金材料を平板のまま加工するのではなく、ダイヤエンボス柄を入れ、木材の伸縮によるひずみを吸収し、材料の強度のアップに一役かっています。そして、意匠も良くなります。
オプションで段付(1段・2段)にもできます。